今週の花(ウツギ・オオキンケイギク)
ウツギ(空木)は、北海道から九州・奄美大島まで自生地の分布域は広く、昔は畑など耕作地の境界木として、よく植えられていました。
名前の由来は、枝の芯が空洞なので「空ろな木=空木」もしくは、旧暦の4月(卯月)頃に花を咲かせるので、「卯木」となったとされています。
開花時期は、5~6月で、枝の先端に1cm程の白花を次々とたくさん咲かせます。
オオキンケイギク(大金鶏菊)は、キク科の耐寒性多年草で、アメリカ・テキサス原産。花期は初夏、きわめて丈夫で花壇、庭園用として栽培されていましたが、特定外来種に指定され、現在は栽培が禁止されています。
オオキンケイギクは、大きなキンケイギク(金鶏菊)の意味で、名前の由来は、花の色を「金鶏(黄色の鳥)」に見立てて名付けられたという説と、金色に輝き、花の形が鶏の鶏冠(トサカ)に似ているからという説の二説があるとのこと。
今、加賀平野のあちこちで、大麦の刈り取りの時期となる麦秋を迎えています。
梅雨空の日もあり、そろそろ入梅の季節でもあります。
健康に十分気を付けて下さい!