3月に入ると卒業シーズン、会社は年度末ということで何かと気忙しくなります。
キラッと篤寿苑も3月までの1年間の整理や4月からの新年度の準備に慌ただしくなってきています。
入居者様の生活に関する記録も年度毎に管理していますが、その中で早々に1年間のまとめが出来たのがこちら。
ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが、これは入居者お一人お一人の毎月の体重測定の記録。
毎月、月初めに入居者様の体重測定をして、その値をパソコンに入力すると、値がグラフ化されていきます。
普通体重に比べた痩せや肥満度がわかるBMI(身長の2乗を体重で割って出す値)も自動計算されて同じくグラフ化されます。
こうして1年間の体重の推移を確認出来るのは入居者様の健康管理の一環に大いに役立ちます。
あとから振り返っても体重が減った月は「ああ、この月は体調が悪くてあまり食べられなかったんだったなあ」増えれば「食事の形態を見直したんだったなあ」と思い返せます。
入居者ご家族にも担当者会議(ご家族や本人が多職種と入居者様のケアプランを話し合って決める場)でこの体重表をお見せして説明するとわかりやすいと喜んでくださいます。
目で見てすぐわかる、データ化するってとても重要で必要なことなんだと感じています。
かく言う私は、この体重表をパソコン内でコピーしようとしてカチャカチャに中に入っている計算式を壊してしまったり(汗)データ化には程遠いパソコンできない人間です。この体重表も本部のお力を借りて作って頂いたものを使い続けています。
でも、これからの介護の世界はデータ化、介護の力を数値で示せるものは示していかないと発展しないと思っています。