みなさんは、『青春の詩』という詩をご存知ですか?
古い話しになりますが、日本が終戦を迎えた1945年9月27日に昭和天皇が、占領軍総司令部にマッカーサー元帥を訪問された部屋の壁にかけられていたのが、この詩。
マッカーサー元帥は、この詩を座右の銘として、何時も執務室に飾っていたそうです。
この詩に感動したある日本人が、漢詩調に翻訳したものが、後に、松下幸之助氏の眼に止まり、一躍有名になったそうです。
作者は、サミエル・ウルマンという無名のアメリカ人…
私は、この詩の中のある一節が心にずっしりと染み渡っています。
ご紹介します。
『年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき 初めて老いる』
… 高齢者福祉の仕事に携わって、ますますこの言葉を思い返します。
翻訳された漢詩調のほうでは…
『人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる 』
興味のある方は、全文を読んでみてください…