キラッと美川 特養です(^O^)/
先日、入居者さんの足が車椅子にぶつかっても痛くないようにするために、保護するためのものをケアマネが作っていました。
でも一人で作るのは大変なので、入居者のみなさんに手伝っていただくことにしました☆
布と針を持ってみなさんのところへ行き、”お手伝いお願いします”と言うと、最初は『目見えんしできんわ・・・』と遠慮されていました。
しかし、実際に針を持っていただくとスイスイとみなさん縫いだしてくださいました(*^_^*)
そのうちみなさんの方から『指ぬきはないの?』『もっと長い針は?』なんて声も聞かれていました。
この光景を見ていたある職員が”千人針みたいやな”と言ったのですが、近くにいたほとんどの職員は千人針のことを知らず、?が頭に浮かんでいました。
入居者さんに聞くと、昔戦争に行く人の無事を祈って千人の女性が1針ずつ交代して布を縫い、お守り代わりに渡していたとのこと。
その布を縫う作業を”千人針”と言ったそうです。
この話を聞いた後はみなさんに”千人針お願いします”というと、先ほどまでとは違い、みなさん快く引き受けてくれました(*^^)v
(千人針は1針縫った後、玉止めをするのが習わしらしく、すぐに玉止めしちゃう方もちらほらいらっしゃいましたが・・・)
今回は戦争に行く方に対するお守りではないけれども、みなさんが一生懸命に縫った布を車椅子につけると、その車椅子を利用する方は『うれしいわぁ!!ありがとう!!』と大喜びされていました。