6月23日(火曜)、美川消防署の立会いの下、美川エリア3施設(特別養護老人ホームキラッと美川・ケアハウスキラッと白山・キラッと美川デイサービスセンター)の消防避難訓練を実施しました。また、同じグループの特別養護老人ホームキラッと篤寿苑からも応援職員によるお手伝いをいただきました。
14時に、特別養護老人ホームキラッと美川2階介護職員室より出火したという想定での訓練です。
昼食時には、ご入居者・ご利用者の皆様に消防訓練の警報が鳴動するので驚かないように告知し、14時前には館内放送で再度お知らせし、14時ちょうどに訓練開始です。
キラッと美川の職員が現場を確認し、初期消火を試み、初期消火に失敗して消防署に通報。各施設とも、直ちにご入居者・ご利用者を避難誘導しました。ケアハウスでは、各階で非常口前まで誘導後、各階代表でご入居者おひとりと一緒に外部非常階段を利用して、キラッと美川の正面玄関前まで避難しました。そして、各施設とも避難の状況を防火管理者に報告し、防火管理者は消防隊員に報告しました。
消防署の講評では、火災発生から約10分でスムーズに避難して、全体的には良く出来ていると仰ってくださいました。また、これまで119番通報は、初期消火に失敗した後に行っていましたが、初期消火と同時に通報するようにとのご指摘をいただきました。その理由は、消防隊としては、通報後に出動して到着した時に既に消火していて出動が空振りになってもかまわないから・・・という有難いものでした。
講評のあと、消防署のご指導による水消火器での消火訓練を実施し、職員は、真剣な面持ちで訓練に参加しました。
普段から、火災に注意し、消火器の置き場所、屋内消火栓の場所などを意識し、まさかの時には、冷静な行動が出来るように・・・と改めて考えさせられた消防避難訓練でした。