先々月から500円玉貯金をしておりまして、イマイチ加減がわからず毎月給料日前に、貯金を下ろして生活していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
(この調子で行けば貯金箱が満タンになる前に破産すると思い、辞め時だけはなんとなくわかりました)
先行き不安でひっそりとスタート?を切った本コーナーも今回で14回目となりましたが、実は私の大好きな監督の映画が一度も登場しておりませんでした。
と言うことで、今回は私の好きな監督の作品を紹介させていただきます。
「パリ、テキサス」(1984年西ドイツ・フランス)
ヴィム・ベンダース監督の代表作の一つでして、カンヌでパルム・ドールを受賞した、評価はかなり高い映画です。
それでは早速ストーリー紹介を。
一人の男が無言で砂漠の中をわ~っと歩いており、ガソリンスタンドで貰った氷を口に含ませた瞬間、バッタリと倒れることから始まります。
以上ストーリー紹介おしまい。
怠けているわけではありませんよ。
この映画に限ってはストーリーの紹介を簡単にするものじゃ無いなと、今回紹介するにあたり初めて思いました。
とりあえずジャンルはロードムービーです。
予備知識ありでも十分楽しめるのですが、変にイメージを持って本作に触れるよりも、まっさらな状態で観られた方が遥かに心に響きます。
本作、皆さんの近所のレンタル店に置いてあるかわかりませんが、昔本作のDVDは廃盤していたためAmazonでは中古で12,000円程度から販売しており、未開封品に関しては20,000円オーバーでした。
今現在はBlu-rayが普通に販売されているため、プレミア価格は一切着いておりませんが、今にして思えばあの時に売ってしまい、何年後かに販売されるBlu-rayを改めて購入しておけば良かったと後悔しております・・・・
そういえば昔名古屋にあったアメコミ関係の専門店で、「ブレードランナー」劇場公開バージョンのビデオを25,000円で買います的なお店もあったのですが、あれも今にして思えば手放して、後に発売される全バージョンが収録された豪華なBlu-rayを、改めて購入しとけば良かったと、痛烈に後悔しております・・・・
・・・・?なんか、かなり話がそれましたが、本作は音楽も素晴らしくライ・クーダーのギターが映像にマッチしており泣かせます。
ちなみにそのライ・クーダーが出演している、ヴィム・ベンダース監督作品の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」も必見です。
こちらはドキュメンタリー映画でして、(この監督ドキュメンタリー映画も多数手がけております)キューバ以外で無名だったベテランミュージシャンが多数出演したこの映画、公開当時はドキュメンタリー映画として異例の大ヒットも記録しました。
とにかく好きな監督の好きな作品なので書きたいことは、沢山あるのですが書きすぎると変にイメージが着いてしまうのでこの辺にしておきます。
最後に本作は複数の人と観るのではなく、一人でゆっくりと鑑賞されることをお勧めします。
そして出来れば事前にトイレや入浴など一日の用事を全て済ませて、可能であれば携帯電話の電源も切って、飲み物の準備もして万全の体制で鑑賞してください。時間にして約2時間半と若干長丁場ですが、素晴らしい体験ができると思います。
今回はかなり脱線気味でしたがいかがでしたでしょうか?
それでは皆さんサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。