毎晩夕方は冷え込み、鍋やおでんが美味しい季節になりましたね。
先日我が家の夕飯もおでんだったのですが、何を思ったのか母親がおでんの鍋を食卓にもって来る時に、ターミネーターのあの有名なテーマソングに合わせて、
「おでん、でん、ででん、おでん、でん、ででん」
と歌いながらコンロにセットしました。
その時は相変わらずバカなこと言ってるな〜、と思って無視していたんですが、コレなんか後からジワジワ来るって言うか、時間の経過とともにツボに入りまして抜けられない日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回で6本目の紹介となりますが、上記の前振りから行くと今回紹介するのは「ターミネーター」
かとお思いでしょうが、たまには昔の映画でも紹介しようかなと思い、ピンッと来たのがこちら、(相変わらず特に意味の無い前振りです)
「十二人の怒れる男」(1957年アメリカ)
ご存知の方も多いかと思いますが名作ですね。
簡単にあらすじを説明しますと、父親を殺害したとされる少年の裁判で、陪審員12人が評決するまで密室に引きこもり、わ〜って議論するお話です。
映画は全編密室にて進行しており、特にこれと言って派手なシーンがあるわけではありませんが、一人の陪審員の疑問提起から始まる素晴らしい脚本が最大の見所です。モノクロ映画だからと言って観ないのは大損ですよ。
秋の夜長にじっくり鑑賞するのがお勧めで、時間も90分程度ですので寝不足にならなさそうです。
ちなみに今でもニュースで、陪審員制度の話が出るとたまに引き合いに出されたりしますので、2014年現在でも影響力が強い映画だと思います。
この映画のように脚本がしっかりしている映画は、後年も語り継がれることが多いですよね。この他にも「第三の男」「スティング」「ユージュアル・サスペクツ」「トイストーリー」「アメリカンビューティー」「ファイトクラブ」等々、挙げ出したらキリが無いですが、脚本がキラリと光る映画は何年経っても色褪せない魅力がありますね。
いつもは私個人的な趣味から、監督さんをフィーチャーして紹介することが多いのですが、今回は脚本が素晴らしい映画として紹介しました。
(実はこの映画の監督さんについての知識が、全然無いからですが・・・・)
それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。