最近、酔っ払う度に夜な夜なアマゾンでCDを注文して、毎度注文したことを覚えていないという変な癖がつき、連日私宛に代引きでCDがドシドシ送られてきて大変困っておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?(ちなみに同じタイトルのCDが4枚目になりました。)
またもやネタがなくブログ存続の危機のため4回目の「キラッと迷画館」に頼ることになりました。最近ナリを潜めている「今日は何の日」と最下位を争う、こんな企画のこんな記事誰が読むのかアップしている私もわかりませんが、最後までおつきあいいただけたらと思います。
それでは今回紹介する映画は・・・・
「キツツキと雨」
役所広司と小栗旬共演のゾンビ映画撮影映画とでも言えば良いんでしょうか?
「小栗旬演じる若手映画監督が、地方へゾンビ映画の撮影しに行き、木こり役の役所広司と出会うハートウォーミングコメディー」・・・・・ってインターネットで書いてありました。
ハートウォーミングって・・・・なんですか?
よくわからない単語なんでカッコつけて書いてみましたが、我ながら良くわかりません。
誰か教えて!
自分の言葉で説明しますと、若手映画監督が予定通り撮影が進まないで困っているところに、映画の撮影という物珍しさから、木こりを含めた地元の人が協力的に、わ~って支援してくれるホッとする感じの映画です。
相変わらず「わ~」って使い適当に説明してますが、コレ意外に疲れている時とかスランプで何しても上手くいかない時にお勧めな映画です。
クスッと笑える要素も多々あり、ホッコリして癒される映画です。
ちなみに監督さんは「南極料理人」の沖田修一監督です。
いつもならこれで終了となるわけですが、今回の記事はこれで終わりません。
実はこの映画、私の弟(特別支援の教員)の出演作品であります。
昔、幼稚園の発表会でストイックなまでに、徹底して木の役を演じ切った演技経験を基に出演した二作目です。
懐かしい話ですが、当時演技指導は私がしていました。
何も言わず、ただボンヤリと見ていただけですが・・・
思えば売れない時代のケビン・コスナーも、顔が映らない飛び降り自殺をする役に出演していたり、ディカプリオがコッポラー監督作品「アウトサイダー」でオーディションに落ちてしまったように、辛い下積み時代があったのです。
ちなみに記念すべき、弟の下積み時代に出演した一作目のタイトルは忘れました。
なんか飲みに行った先で、たまたまお祭りのシーンを撮っていて、たまたまそのエキストラで出演したらしく、どこに写っているのかもわからないので、一作目はどうでも良いのですが、二作目は違います。
上記で劇中にゾンビ映画を撮影していると、設定を軽く説明しましたので、ピンッ!
と来た方もいらっしゃるとは思いますが、ゾンビ役のエキストラとして出演しているのです。
お互いに小さい時からゾンビ映画ファンでもあり、撮影前から血糊がドバッと着いていて、肉や骨なんかが見えるような特殊メイクだといいね~、っとお互いに期待していました。
撮影当日携帯のメールから送られて来た弟の写真は、顔を青く塗られただけで、手抜き感が全開でゾンビと言うよりは、胃腸あたりに疾患がある人の顔色で少々面食らいました。
一応、他のエキストラさんで完全ゾンビメイクの人もいたそうです。たまたま運が悪かったんですね。
でもそんなことは気にせず、ノリノリで撮影したらしく、ゾンビが地面でゴロゴロしているシーンでカメラが回ると、昔木の役を完全に演じ切ったストイックな演技経験を存分に生かし、知らないおじさんのケツを噛みながら「こいつのケツはうまいぞ~」と世界初の喋るゾンビを演じきり、ゾンビらしさを存分にアピールしていたらしいです。
後で弟から聞いたのですが「全く見ず知らずのオッサンのケツ噛んだの始めてやわ」
そりゃそうだろ、しょっちゅうあったら怖いわ。
しかも、結局オッサンのケツを噛んだシーンは、フレームの外だったため作中では使われていませんでした・・・
その他にもいろいろと面白い話が盛りだくさんなんですが、スペースの関係上ご紹介出来ませんが、当日役所広司さんを始め沖田監督もスタッフの皆さんも、丁寧でものすごく優しい方々ばかりだったらしいです。
終始そのような雰囲気に撮影現場が包まれおり、その雰囲気が完成した映画から滲み出て、ノンビリとしたのほほんと楽しい映画に結びついたのではとの事でした。
やはり作り手となるスタッフの雰囲気が作品に直結するのだと改めて思いましたし、福祉施設の仕事も同じなのでは?と思いました。
(基本は老人福祉施設のブログなんで、とりあえず上手く締めれたと勝手に思っています)
スタッフの皆様、その節は弟が大変お世話になりました。
(多分このサイトは観てないと思いますが・・・)
それでは皆さんサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!