もうすぐ新年を迎える師走の或る日、キラッと篤寿苑で『お餅つき』を行いました。去年はコロナ禍であり感染防止のため中止になりましたが、今年は今のところ感染も落ち着きを見せているので、充分な感染防止を行い、人数も少数に分けて何度もお餅をつくというやり方に変えて行いました。
古来より稲作信仰=稲は「稲魂」「穀霊」が宿った神聖なものであり、稲から採れる米は人々の生命力を強める神聖な食べ物とされ、その米をついて固める餅や米から醸造される酒はとりわけ力が高いと言われています。
また、お餅つきは一人ではできないため皆の連帯感を高め喜びを分かち合うという社会的意義もあります。
まさに今の私達にうってつけの行事!
「よいしょ!」「よいしょ!」と皆様、元気に声援を送っていらっしゃいました。
つきたてのお餅はおやつに大根おろしとあんこで美味しく頂きました。
この臼は職員さんが寄付してくださったもの。お餅つきの工程も詳しい職員さんがお餅つきを知らない若手職員に伝授しながら行っていました。
新年に向けて力を高め、来年はもっともっといろんな行事も楽しんでいきたいと思いを新たにしたひと時でした。