寒さが増して来たこの季節。施設では感染防止に力を注ぐ時期到来です。
インフルエンザとノロウイルスの流行期だからです。
特に感染力の強さで怖いのがノロウイルス。
なので施設ではこの季節に必ず職員全員が嘔吐物処理研修を受けます。
全員受けるために8日間、各ユニットやデイサービス等で少人数制で行います。
まずは、必要物品の確認から・・・
すぐに処理ができるよう予めキットを準備しておきます。
講師はナースの監督の下、各ユニットの介護リーダーさんが務めます。
聞いて、見て、の研修よりも実践あるのみ!
一つ一つの手順を確認しながら進めます。
感染を封じ込めるために正しい手順をマスターします。
私がなるほどと感心したのは、汚物を入れたゴミ袋の口を閉める際に中の空気を抜かない事。ぎゅっと絞って中の空気を放出することは菌を思い切り自分が吸い込みかねないとても危険な行為ということです。
うっかりいつもの癖でやってしまいそうで怖かったです。
今年もキットの出番がないことを祈りながら、感染対策に全員で取り組むキラッと篤寿苑です。