8月11日は「山の日」、今年から設けられた祝日です。
山といえば、「日本百名山」の著者深田久弥(ふかたきゅうや)、当法人本部のある加賀市生まれの小説家(随筆家)・登山家です。
加賀市には、平成14年に「深田久弥・山の文化館」がオープンしました。
「日本百名山」の中で深田久弥のふるさとの山は、白山(標高2702m)です。
「白山」という山の名称は、その名のとおり他の山では残雪が消えた季節でも「白い山」として、遠くからでも一目で判る山ということからつけられたということです。
他には、白山は「8930(はくさん)尺」(8930尺×30.3㎝/尺=約2705m)とほぼ白山の標高と同じ数値となっていることからも・・・?
当施設から見た白山
今年は雪解けも早く、白山を象徴する「クロユリ」も例年より早く見られたとか・・・。
白山の高山植物には、ハクサンコザクラやハクサンフウロなど「ハクサン〇〇〇」とハクサンを冠したものが20種以上もあると言われています。
昨年、白山連峰の一部で斜面の崩落があり、今年も、その濁水で農業や漁業をはじめ美川地域では、湧水への影響もあるようです。
加賀平野から見る白山は、たおやかな山に見えますが、自然の厳しさも怖さも享受しなければなりません。
1日も早く、濁水がおさまり、元の清水に戻ることを祈るばかりです。