当施設の5階からは、天候が良ければ霊峰白山、そして遠くに立山連峰を望むことができ、
近くには手取川を、そして最も間近に見えるのが日本海です。
ある入居者の方は、ここの施設は「オーシャンビューだね」とよく言われます。
冬の日本海は、荒波の日が多いですが、それを見て思い出すのは、冬の味覚ですね。
身のしまった新鮮な魚に、おいしいお酒、冬の北陸はいいですね。
どこかの「旅のキャンペーン」に似ているかも……?
今週の花(ネコヤナギ)
当施設の5階にはネコヤナギ(猫柳)が生けてあります。
ネコヤナギ(猫柳)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、山間部の渓流から街中の小川まで、広く川辺に自生するヤナギの一種です。
また、北海道~九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものです。
ネコヤナギは、他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、「春の訪れを告げる植物」といわれています。他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つそうです。円筒上で絹のようななめらかで美しい毛で覆われているのは花穂で3月から4月になると花が咲き始めます。
今日、2月3日は節分、2月4日は立春です。
立春は正確には「春が立つ」という意味で、立春を迎えたころから気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていく、ということだそうです。
だんだんと日も長くなってきました。
春が待ち遠しいですね。
「マンリョウ(万両)」
光沢のある葉と赤い実のコントラストが美しく、正月の縁起木として親しまれています。
昨年末、入居者様からお借りして、当施設の玄関に置いてあります。
「マンリョウ(万両)」
お金にまつわる縁起木として、千両(センリョウ)、百両(ヒャクリョウ:カラタチバナの別名)、十両(ジュウリョウ:ヤブコウジの別名)、一両(イチリョウ:アリドオシの別名)とお金(両)を彷彿させる名前の植物は、一の位から万の位までのラインナップがそろっていて、いずれの植物も秋~冬にかけて赤い実がつきます。
このうち3つを揃えて「千両・万両・有り通し(アリドオシ:一両)」(常にお金に困らない)といった合わせ技の洒落もあるそうです。
今年一年、皆様にとってすばらしい年(酉)となりますようご祈念申し上げます。